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客観的なデータ
No.7267 2005/11/17(Thu) 21:26
投稿者 : ペンちゃん
中本 さん

このテストは、かなり客観的なデータを出してくれていると思います。
ほとんどの画像がメーカーが発表しているMTF(Modulation Transfer Function)を
裏付けるような描写をしてくれています。

ただ、この画像はレンズにとって非常にシビアな被写体を撮影しているという事を
念頭に置かなければいけないのも確かです。

ほとんどの部分が灰色に近く、しかも非常に空間周波数(本/mm)が高い(細かい)
土砂やコンクリートですので、この画像データを一旦HDDなどに保存し、フォト
ショップなどの画像ソフトで800%程度に拡大して各ピクセル毎の情報をチェック
すれば、判ると思いますが、S方向(サジタル方向:放射方向)とM方向(メリジオ
ナル方向:同心円方向)の特性を、かなり忠実に画像化しているように思えます。

しかも、更に意地悪な事に、曇り空になってコントラストが低くなった状況で撮影
しているケースもありますので、通常のコントラストで撮影した画像より、かなり
鮮鋭度が落ちているように思います。もちろん、このような逆境にも強いレンズが
あることも確かですので、そのことを考慮して画像を吟味する必要があります。

本当に意地悪だなと思わせるのは、画面左側にある緑色のネットです。
通常のCCDでは、緑(G)の感度が低いため、Gの素子の数が多いのが普通ですが
(R:G:B=1:2:1)、その分、解像度が非常に高くとれる色ですので、
若葉などの画像を撮影した際、見た目にもクリアーな画像が撮影できるのですが
この画像データでは、素子数の多さがレンズの収差をこれでもかと言うくらい
暴いてしまっています。

独断的に言って、普通のカメラマンならこのような「つまらない」画像を撮影する
事は無いと思いますので、ほとんどのカメラマンはもっとレンズに優しい画像を
撮影しているはずです。そして、そのような画像の方が「良い写真」のはずです。
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