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長いレスですが
No.7293 2005/11/22(Tue) 02:35
投稿者 : ペンちゃん
さんちょ さん

多分、このレスに優先してレスをした方が良いと思いわれましたので、こちらから先に
レスさせていただきます。

許容錯乱円径は四切程度の写真を30cmの距離から見た時にボケが判らないという
のが基準になっていたと思いますが、更に大きく引き伸ばして同じ距離から見ると
いう条件なら、もっと小さくする必要があるのは確かです。
デジカメの画像の場合、ディスプレーで部分的に拡大して見られることが多いため
必要以上に解像しているかどうかが問題になっているように思われます。

> ここまで読ませて頂いて、デジカメの解像度が現行のレンズよりも上回っていて、
> 悪くとればD2Xの存在意義を暗に否定されている印象を受けました。

カメラもレンズも「どっちもどっち」と感じているというのが正直な気持ちです。
ブラーフィルターを使わざるを得ない、現行のCCDやCMOSには発展途上という
印象しかないですし、早くビデオカメラの3板式に匹敵する方式を開発してもらい
たいと思っています。レンズも、もっと像面湾曲を減らし、開放絞りでも使える
ように完全補正型の設計をして欲しいと思っています。

印刷原稿の場合、モノクロでは133線くらい,カラーでは175線(line/inch)ぐらいが
普通ですので、A4でカラーだと仮定しますと、短辺で約1446本の線がクリアに印刷
できれば最高と言うわけですから、2892ピクセルがコントラスト差60%で分離できる
のが期待値というわけですが、実際はそこまでシビアではなく、コントラストさえ
60%以上確保できれば1000ピクセルでも十分許容範囲に入ってしまいますから、
CCDなどのアスペクト比が2:3で、隣り合った画素の影響を受けないと仮定すると
150万画素が完璧に出力できればOKではないでしょうか。

D2Xでは短辺が2848ピクセルですから、解像度は最悪半分に落ちるとしても、楽勝の
はずですけど、コントラストの設定を間違えると、グラデーションは滑らかでも、
眠い感じの画像になりがちです。

もっとも、以前512x384ピクセルの見本の画像データを某出版社に送ったところ
その画像データをそのまま手札判より大きい画像サイズで印刷されてしまった
事がありましたが、細かく見れば「ピクセルが見えるぞ」と突っ込みを入れたく
なる程度ではあっても、その誌面上ではあまり違和感が無かったので、驚いてしまった
という経験もあります。(補完処理技術が素晴らしく進化したという事でしょうか)

> 白黒をはっきり解像できないとしても、10%でもコントラスト差が有り、
> カメラがそれを受け止められればアウトプットに寄与すると考えます。

人間の目は明度の差によって解像していると認識しますので、レンズのコントラスト
差が10%程度では、被写体のコントラスト差が10%程度の場合は1%に落ちてしまうこと
になりますから、解像している事には入らないと思います。
また輝度差で10EVはあるようなパターンでも10%しかコントラスト差が無いような
レンズでは、そのパターンの輝度が中間調に入らない限り、解像しているとは認識
できないと思います。

リコーのGR DigitalはCCDの大きさが7.2x5.4mmですから、同じ800万画素のデジ壱と
渡り合うためにもMTFは50本150本で測定する必要がありますし、理論的には焦点距離
が短くて明るい程、解像度は高くなりますから、5.9mm F2.4だったら、まともに設計
すればこのぐらいは出ても不思議ではありません。素子同士の間隔が0.0022mmですから
CCD上で0.007mmの程度の間隔の線を40〜60%のコントラストの低下で解像する能力が
あると言ってもブラーフィルターの設計次第で鮮鋭度はかなり変わるはずですが、
結構うまくやっているのではないかと思います。ノイズがフィルムの粒子みたいに
見えるのもご愛敬ですね。

ウシオさんのデータは基板などを作るためのレンズの物ですね。通常、単色の光で
焼き付けますから、特定の周波数の光だけの事を考えて設計できる関係で、スゴイ
解像度のはずです。昔、NIKONで作っていたステッパー用のレンズは1200本/mm以上
解像していたと聞いています。

私がプライベートで使っているデジ壱はD70で、レンズは18-70mm F3.5-4.5とVR
70-200mm F2.8とテレコンのTC-20Eだけです。
(銀塩では、eosのbody2台+レンズ5本は全て処分したものの、PENTAXの67は未だに
 持っていますが…)

仕事で使うのはNIKONマウントの場合、フジとかKODAKが多いですけど、たまにcanon
のEOS-1Ds Mark IIとかオリンパスのE-1を使う事もあります。もちろん自前ではない
です。レンズはマクロか標準ズームがほとんどです。

どれもパーフェクトとは言えませんけど、用途さえ間違えなければ、十分な結果が
得られています。

TOKINA 12-24mm F4はかなり優れていると思いますが、67で撮影した半切や全紙の
紙焼きに匹敵するプリント画像が得られるかはちょっと疑問です。
銀塩時代、無限遠の被写体を撮影して、解像度的には同等であったとしても、135の
画像が6x7より鮮鋭感が何故か不足していると感じたのですが、その原因がよく分から
ないままですので、デジカメでも同じような事が起きるのか興味があります。
中判の場合、同じ画角を得るには135の2倍の焦点距離が必要になり、その分フィルム面
やレンズの像面の平坦性に対する要求が緩やかになるのではとも思ったのですが、
数mといった近い被写体では顕著ではないので、理由はハッキリしていません。
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