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Re:Re:Re:新レンズに見るnikonの今後の展開
No.52544 2008/02/03(Sun) 04:02
投稿者 : D二桁三桁 
元さんぞく乗り さん

>後処理でどうにもならないことも多いから必要性は十分あるはずですよ。

レンズフォーラムにも書きましたが、元さんぞく乗りさんとは観点は違いますが、一眼レフ用交換レンズだからこそ、あおりレンズにはシフトも必要と考えます。というのは、ビューカメラならば、フロントのスウィングをする場合は、レンズボードで行いますからレンズの球心を比較的保ったまま振れますが、金属鏡筒の一眼レフ用レンズの場合、首を振る形でスウィングしますので、構図がずれます。勿論、カメラを動かせばいいのですが、カメラ位置を動かせない場合には、シフトでもって構図を調整しなければなりません。私が勤務先で行う工業用の記録写真の場合de
、クリーンルームの監視窓越しに撮影する際には、カメラ位置の自由度は極めて限定されます。この様な場合、被写界深度を稼ぐ為にスウィングした場合、首振りでズレた分はシフトで補正する必要が出てくる場合があります。フジのGX680みたいにビューカメラに近いスウィングが出来る一眼レフカメラにデジパックで撮影ならば問題ないのですが工業用の記録の場合、そこまで手間暇も費用も掛けられない(ビューカメラや中判カメラでセッティングの時間を十分掛けられるほどラインや設備をストップしてたらメーカとしては商売上がったりです)ので、APS-Cのデジタル一眼にあおり可能なレンズで撮影することが多くなります。こういう産業用の記録装置には案外カメラ部にはCoolpix8400を使用したものとかもあるくらいで、カメラ部は手軽にテンポ良く撮影することが求められます。産業用カメラにはサードパーティがニコンのデジタルカメラを流用したものが案外多いものです(勿論キヤノンやオリンパスを使用したものもありますが)。
後はレンズフォーラムの方にも書きましたように、シフト+フロントティルとでリアティルトに近い効果を出すと場合や、監視ミラーやステンレスの洗浄槽にカメラが映りこまないように、被写体の斜めの位置からレンズのシフトにより、正面からの撮影と同様のパースペクティブの効果を出す場合があります。
それと、印刷やプリントの様にあくまで肉眼で普通に見る上で同じ様に見えるものは、あくまで同じ様に見えるだけで機械解析にかければ、データとしては別物と判断されますので、記録時点で形を正確に記録するということは重要なことです。
この手の産業用の記録写真は、美術的な写真を撮るのとは観点が全く異なり、また、機密保持の関係から外注することもなくなり、プロカメラマンの方の目にも触れなくなってきているので(これには撮影機材の進歩で企業の従業員であるエンジニアや他の撮影に慣れた従業員ならば使える機材で目的に合う記録が出来るようになったことも大きいと思いますが)、プロカメラマンの方にはピンと来ないと思いますし、レアケースだと考えられてしまうと思いますが、他の企業でも普通に行っているのことなので、それ程レアだとは思いません。
勿論、社内パンフレットに載せる程度で、あくまで目で見て問題ない程度のものならばフォトショップの修正で済ませます。要は後処理でのパースコントロールでは不十分な場合にはシフト、ティルト、スウィングのあおりのフル機能が必要であるということです。
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